先日、沓石を据え付けた温泉ペンギンは、そこそこモルタルが固まったのを見計らい柵を取り付けた。
今まで草ボーボーだったのでそれなりに奥まっているように見えた庭だったが、きれいにしてみたら向かいのアパートの窓や出入口と向かい合い過ぎていたからである。
柵も一つ一つ水がたまらないようにトンガリアタマにして、木材保護塗料を塗った。
途中で保護塗料が無くなり、追加で買いに行ったお店に同じものがなく、なんかまだらな柵になってしまった。
「でも逆にこだわった感じがしていいかもしれないナ」と温泉ペンギンは思った。
温泉ペンギンはこんな感じで長野県松本市浅間温泉の元・置屋(芸妓さんが住んでいた下宿のこと)を新たに下宿を冠したシェアハウスにするべく日夜奮闘している。
DIYはユーチューブなどを参考にしている。
案外できるもんである。
みんながちょっと楽しい日常を過ごせるようなシェアハウスになればという、それ一心の思いを糧に改修をしているのである。
温泉ペンギンも移住者だ。
移住してくる人たちを向かい入れるようなシェアハウスになったらいいな、と温泉ペンギンは願っていた。
(更新:2022年7月7日)