◎松本市浅間温泉のシェアハウス「第2ペンギン荘」の概要
◆第2ペンギン荘のたてものは芸者さんが住んでいた下宿(置屋)でした。
第2ペンギン荘は長野県松本市の温泉街・浅間温泉の一画にある1963年に建てられた元・置屋さん(芸妓さんが住んでいた詰所・下宿のこと)を利用したシェアハウス(下宿)です。
芸者さんが住んでいただけあって、一般的な下宿よりも装飾がこだわっていたり、姿見があったり、窓ガラスがやたらオシャレだったりと、レトロな雰囲気が漂っている下宿です。
第2ペンギン荘はそんな数年間空き家だった建物を引き継ぎ2020年の春にオープンしました。
ほとんど自分たちでDIYで改修したのですが、その様子をのぞいてみたい方はコチラを見てみてください。

◆第2ペンギン荘の場所
第2ペンギン荘は長野県松本市浅間温泉3丁目という住所にある下宿・シェアハウスなります。
浅間温泉は開湯1000年を超える昔ながらの温泉街で、三方を山に囲まれた場所にありますが、松本の中心市街地にも近いという特徴があり、昔から旅館街だけではなく住宅街として多くの人が住んでいました。
そのため、地域の人たちだけが入れる湯仲間(湯組・会員制の共同浴場)が浅間温泉内に多数点在していて、第2ペンギン荘の住民もその湯仲間を利用することになります。
下宿に帰れば、風呂桶片手に温泉に入りに行く生活。
一方、街中へも簡単に行けるし通勤・通学も簡単。
浅間温泉はそんなところです。
私たちはそんな浅間温泉を訪れる場所でなく住む場所としてもっと知ってもらいたい、気軽に移住してもらいたいと考えて下宿・シェアハウスをやっています。
◆第2ペンギン荘はこんな人に向いています。
第2ペンギン荘では「ちょっと楽しい日常」をみなさんに送ってもらえるような場を提供したいと思っています。
「シェアハウス」と聞くと毎日イベントやパーティが開かれたり、色々な人が出入りしたり、コミュニティや人とのつながりを最大の売りにしているところもありますが、シェアハウスと言ってもひとつの住処のかたちです。
もちろん、第2ペンギン荘でも共同で暮らすことから、みんなでごはんを食べたり、一緒に遊びに行ったり、畑をやってみたりしています。
それは共同生活の特徴であり最大の魅力です。
でも、それを売りにはしません。
あくまで「日常」を安心して、そしてちょっと楽しく暮らせるというベースがあってこそ成り立つものだと考えているからです。
第2ペンギン荘では長野県や松本の自然や文化、温泉や民藝などなどの魅力に惹かれて移住してきた方たちや、仕事の関係、信州大学の学生さんなど幅広い人たちが住んでいます。
共通点は信州や松本のことが好きな人、といったところでしょうか。
そして、共同生活を通して「ちょっと楽しい」暮らしをしたい方です。
日常は、ちょっとおいしいごはんが作れたとか、疲れて入る温泉が最高!とか小さな喜びの積み重ねで豊かになっていくような気がしています。
そんな生活をしてみたい方は、内覧は随時受け付けていますので、お問い合わせより気軽にご連絡ください。

◆下宿に住むのにかかる費用・生活費のめやす。
第2ペンギン荘ではなるべく生活費をなるべくリーズナブルになるようにしています。
せっかく移住・進学・転勤などの理由で長野県松本市に住むことになったわけですから、お金のことを心配するより、余裕をもって松本での暮らしを楽しんでほしいからです。
そのため、生活費としては家賃を含めてひと月10万円~12万円くらいあれば、ふつうに暮らせるぐらい(かつ、第2ペンギン荘が潰れないくらい)の家賃設定にしています。
詳しくは「施設情報」を見ていただけたらと思いますが、シェアハウスは家賃だけではなく、水道・光熱・通信費などを住民で割るため非常に安くなるメリットもあります。
あくまで自炊をメインとする暮らしになりますが、ありあまる余暇を使って松本暮らしを楽しんでもらえるのが、第2ペンギン荘にとってはとてもうれしいことです。
私も移住者の一人ですので、生活費などの費用面をそんなに考えることなく、気軽に松本暮らしを満喫してもらえたらと思っています。
◆入居までの流れ。
「入居までのながれ」をご覧ください。
◎松本市浅間温泉のシェアハウス「第2ペンギン荘」の中を探検
それでは第2ペンギン荘の建物を一部を紹介します。
建物は1963年に建てられた元・置屋さんですので、古い建物ながらなんとなく雅な雰囲気が漂っています。
部屋は台所以外全室和室となっています。
◆かつて夕方になると下駄の音がなっていた第2ペンギン荘の通路

建物が置屋さんだったころは、芸者さん何人も住んでいました。彼女たちの出勤時間は夕方ですので、日が暮れる頃になるとこの通路を下駄であるくカランコロンという音が鳴り響いていたそうです。
◆廊下がつやつやの表玄関

障子に木枠のサッシ、つやつやの使い込まれた廊下と古い建物だからこその味が出ている玄関周りです。
◆船底天井の居間・床の間

居間・床の間は畳10畳間でヒーターや扇風機などを入れておく共用の収納もあります。
◆床の間に飾られた「空も飛べるはず」の書

ペンギンだって頑張れば空も飛べるはず。。
◆食堂のテーブルは手作り

第2ペンギン荘の家具はほとんど手作りですが、一番こだわったのはダイニングテーブル。サワラの無垢材を組み合わせて作りました。
◆台所は赤が基調のレトロおしゃれな空間

装飾されたガラスがオシャレな台所です。かつて使われていたカマドも残っています。
◆台所からの勝手口

調理器具はコンパクトにまとめてあります。
◆第2ペンギン荘の2階へ

二階への階段は昔ながらの作りで急ですが、手摺が付いているので安心です。
◆2階の廊下はとても明るい

二階にも台所の名残がありますが、現在は洗面所としてのみ利用しています。
◆お部屋・7.5畳間

第2ペンギン荘は4.5畳間、6畳間、7.5畳間、4.5畳×2間の4タイプのお部屋があります。写真はたまたま開いていた7.5畳間を。
◆お部屋・6畳間

その後、6畳間の写真も撮る機会があったのでこちらも。純和風の作りです。お部屋作りは住む方のお好み次第で。
◎下宿を冠したシェアハウス「第2ペンギン荘」は「ちょっと楽しい日常」を送りたい人を応援します。
◎◎第2ペンギン荘とその他のブログについて。◎◎
第2ペンギン荘は長野県松本市にある温泉街「浅間温泉」レトロなシェアハウスです。
元々は浅間温泉に最盛期で30人以上いたという芸妓さんが住んでいる下宿(置屋)のひとつだった建物ですが、2020年春に改修をしてシェアハウスとしてオープンしました。
浅間温泉は街にも近いのに毎日温泉に入れるという松本市内でもほかにない贅沢な暮らしができる地域です。
そんな浅間温泉での日常を中心に、第2ペンギン荘のブログでは移住全般やシェアハウスでの暮らしについてなど松本に移住したくなるような、松本のふだんの暮らしが分かるようなブログを書いていこうと思っています。
それ以外にも同じく浅間温泉にある下宿「篶竹荘」やその元である合同会社SumSumでもブログを書いています。
大半を同じ人が書いているので、隠しきれない個性はそのままに、ちょっと違う書き方で「日常」について書いています。
あわせて読んでいただけると、(ほぼ)一個人の目線ではありますが、より長野県や松本での暮らしが立体的に知っていただけると思います。
良かったらのぞいてみてください。
●篶竹荘「ブログ」
→「ぽん」のInstagramをもとに「より詳しい」日常、ふだんの暮らしを中心に投稿します。
→元下宿のシェアハウス「篶竹荘」を例にとって一般的なシェアハウスのお話や、長野県・松本への移住とかのお話もたまに真面目に書いてみてます。
●第2ペンギン荘「お知らせ・ブログ」
→第2ペンギン荘のマスコット「第2ペンギン」がいろいろやってみる”てい”で書いています。
→一番DIYについて書いているかもしれません。
→落書きで描いた「第2ペンギン」が気に入りすぎてlineスタンプまで作ってしまいました。。
●合同会社SumSum「おしらせ・読み物」
→もっともカタい文章を書いています。
→もっとも時間をかけて書いているため、面白いかは別にして、もっとも読みごたえがあります。
→「快適なふつうの暮らし」「ちょっと楽しい日常」になるような変な視点からの記事を中心に書いています。
→自分にとっての「快適な暮らし」を求めている人にとって何かのきっかけになったらいいなと思いで、大半が同意するような内容じゃないかもしれません。
●Instagram「第2ペンギン荘」
→第2ペンギン荘を中心とした日々の暮らしを。
●Instagram「ぽん(篶竹荘と第2ペンギン荘)」
→篶竹荘を中心とした日々の暮らしに加えて、”ぽん”の個人的な趣向もたまに載せ、ほとんどの人に賛同を得られない・・・ということもしばしば。。