第2ペンギンは松本市浅間温泉の昔はたくさんあったという置屋(芸妓さんが住んでいた下宿)のひとつを新たに下宿・シェアハウスにするべく頑張っている。
建物は1963年に建てられたものである。
その頃の文献・・・というか浅間温泉の置屋を調べた資料を見てみると温泉街に20軒ほどの置屋があったようである。
現在は建物は残っていても、置屋は一つもない。
第2ペンギン荘も何十年も前から置屋ではなくなっていて、その後しばらくは民家として使われ、最近は空き家になっていた。
建物がレトロなので台所の腰壁はモルタルで仕上げてある。
つるつるだ。
ちょっとひび割れてしまい、下地の土壁が顔を覗かせているがこのまま使おうと思っている。煤汚れた感じもまたいい。
こんなに薄く均等に伸ばせるなんて職人さんはすごいなあ!と改めて思い、上壁の先日塗り替えた壁を眺めて無言になった。
ぼこぼこだ。
(更新:2022年11月20日)