◎お絵かきペンギン、かまぼこを食べる。
むしゃむしゃ。ぽりぽり。
お絵かきペンギンはかまぼこを食べていた。
かまぼこをそのままわさび醤油につけて食べるのもうまいが、きゅうりなどを挟んで食べるのも結構うまい。
チーカマというつまみが売っているくらいだからチーズと一緒に食べてもうまい。
青シソを加えてもなおうまい。
お絵かきペンギンはチーズが好物である。
どんな食材にも「チーズが合うんじゃないか??」ということを考えて毎日生きている。
そんなわけで、かまぼこもチーズに合うんじゃないかとかまぼこを買ってみたのだ。
結果、残ったのはかまぼこ板である。
「何かに使えるんじゃないかしら??」
お絵かきペンギンは思った。そして閃いた。
「表札にしよう!!」と。
お絵かきペンギンはその名の通り、お絵かきが得意である。
一応、門の屋根の下とはいえ、外につけるものだから、水に強いアクリル絵の具で描いてみた。
かきかき・・・・。
で、できたのがこちらである↑↑↑。
割とうまく行ったんじゃないかと思っている。
「ペンギンのお腹のぷっくら具合がいい感じだねー」
表札をみた第2ペンギンはお絵かきペンギンに言った。
かまぼこ板の表札・・・。
立派な木を使っていないからこそ、身の丈に合った下宿・シェアハウスを目指している第2ペンギン荘にはお似合いである。
「ぜひ、前を通った方はのぞいてみてください・・・」
お絵かきペンギンは控えめに述べた。