◎ずぶぬれズックに草ぼーぼー
松本市は浅間温泉にある第2ペンギン荘の前にはは草ぼーぼーであった。
草は草だけれど西洋芝なのだけれど。
第2ペンギンは過去のブログをちょっと探してみた。あった!!
【シェアハウスDIY】第2ペンギン荘の庭に芝が芽生える(雑草も生える…)【@松本市浅間温泉】
2020年の話である。
第2ペンギンは第2ペンギン荘の前庭を芝生広場にして、他のペンギンたちと一緒にバーベキューなんか出来ればいいなーと思っていたフシがある。
だけれど当初の夢は一瞬で潰えた。
西洋芝の管理は超大変!!と言うことを知ったからである。
「あいつは雑草みたいなもんだ」・・・と第2ペンギンは当時を思い出して語る。
そもそも、ゴルフ場とかをイメージするようなきれいな芝生の絨毯にはならない。高麗芝とかはあまり縦に延びないから管理はしやすいが、西洋芝はちょっと放っておくと縦にぐんぐん伸びて高さ50センチくらいになってしまう。
そしたらもう草っぱらと変わりない。
じゃあ、短く刈り込んだらいいんじゃないかと思うかもしれないが、そしたらそしたらで、急に元気がなくなり、そこだけ禿げて地面むき出しになったりする。
結局、みんながイメージする芝生絨毯には一度もならなかったのである。
そんな「西洋芝の残骸」が住民ペンギンたちにとって無間地獄であった。
・草ボーボーでとくに活用できるスペースでもない。
・草丈があるので、虫の発生場所になっている気もする。
・厄介者なのに、定期的に草を刈り続けなければいけない。
これはもう第2ペンギンがみんなに課した試練と言えなくもない。
第2ペンギンは肩身が狭かった。いつか元気な時に庭を改変しようとずっと考えていたのである。
そして、「元気な時」が来たのだ。
第2ペンギンは早速、庭のDIYを始めた。
以下にその改修の様子を記す。
鬱蒼とし過ぎていて、芝生(の残骸)があったころの写真は撮り忘れた。上記写真は芝生(の残骸)を取り除いたものである。これだけでさっぱりしたけれど、雨天時のぬかるみの原因などになるから、土むき出しではちょっと問題がある。
第2ペンギンは西洋芝だったころの雑草(西洋芝の隙間からすごい雑草が生えてきていた)の反省とそんな庭を作った第2ペンギンへの住民たちの冷たい視線に耐えられなくなり、「メンテナンスフリー」の庭にしようと固く決心したのである。
なので、防草シートを敷設。「絶対雑草をはやさない!!」という第2ペンギンの思いが詰まったシートである。
そして石を敷いていく。
第2ペンギンは石材屋さんから石を購入した。指(羽)が折れるんじゃないかと言う重さの石を何往復も輸送させたのである。
これはみんなに褒めて欲しい!!それくらい頑張った!
休憩しながらちょっとずつ砂利が広がってきた。
全面敷き詰めるとこんな感じだ。
最初、庭はレンガ敷きと芝生広場・・・という洋風系のお庭にしようと考えていたのだけれど、結果的にレンガ敷きと枯山水というなんともいびつなお庭になった。
でも、しゃれっ気よりもメンテナンスフリーが最優先だ!!と第2ペンギンは思いを変えたのである。
それも西洋芝無間地獄が教えてくれたことだ。ローズマリーなんかも写真には写りこんでいる。和洋折衷ってことでいいかな??と第2ペンギンは口笛を吹きながらとぼけた。
完成して、ちょっと水を撒いてみた感じである。
なんか映えそうな写真が撮れる気がしたのだが、第2ペンギンはそもそもそんなセンスが無いので、ふつうの写真になった。
・・・とにもかくにも、これで確実に雑草に悩まされる回数は減るとは思っている。
第2ペンギンは大変満足した。
満足してみて、勝手口から建物の中に入ろうとすると、裏庭が目に入ったのである。
裏庭も草ぼーぼーなのであった。
住民にはそれぞれの生活がある。
オシャレなシェアハウスも素敵な暮らしを提案するという意味で大事な施設だ。
だけれど、暮らす上ではメンテナンスしやすい、というのもシェアハウスの大事な要素だと第2ペンギンは実感している。
ほどほどに洗練されて、なおかつメンテナンスフリー。
これがウチの目指すところなのかな??と思ったり思わなかったり。
第2ペンギンは裏庭を見ながら考えた。
でも、結論には至らなかったので、第2ペンギンは考えるのをやめた。