温泉ペンギンはブルーシートに包まる

換気扇を掃除したら積年の恨みのように壁や天井にひっついた油汚れが目立つように。

そこで温泉ペンギンは意を決して塗装をすることにした。

古新聞やブルーシートで窓や塗らないところを隠していく。

するとどうだろう。なんだか部屋が暖かい!

ペラペラなシート一枚でもこんなに暖かくなるものなのか!温泉ペンギンは感動した。

基本、ペンギンは松本よりもっと寒いところに住んでいるはずなのだが、毎日温泉に入っている温泉ペンギンはすっかり体がとろけてしまった。部屋が暖かいに越したことはない。

「もう南極には住めない」ブルーシートで囲われた部屋を見て、温泉ペンギンはそう思った。