第2ペンギンはドアホンを設置する。

◎配達の皆さま、ゴメンナサイ・・・。

第2ペンギンは分かっていた。

第2ペンギン荘のインターホンが必要なことを。

ホントに分かっていたのである。

だけれど、設置がひじょーに面倒くさかったのだ。

そんな第2ペンギン荘だが、当初はインターホンがあった。

ネットで安く買った適当な奴である。

適当な奴だったので1年を立たずして壊れたのであった。

それから何年も放っておいたのだ。

買い替えるのも付け替えるのも面倒くさかったのである。

だけれど、第2ペンギンは一念発起、重い腰を上げてインターホンの上位互換のカメラ付きの物を設置することにした。

どうせつけるなら、もう二度と付け替えたくないから超いいやつを付けてやろう!・・・作戦である。

電池式、電波式でただ、壁に引っ付けるだけのドアホンだが、なんでこんなに第2ペンギンが設置を面倒くさがったのかと言うと、設置場所がモルタル仕上げで普通の木ネジが効かなかったことにすべては起因する。

そんなモルタル仕上げの壁にネジを効かせるためには↑のように、ドリルで穴をあけ、こんなアダプタ的なものを付けないといけないからである。

ただ、インパクトドライバーでウィーンガガガガ!・・・とやるだけでなく、その下準備として、振動ドリルで、ギュイィイイン!ドガガガガガガ!!とやり、ゴムハンマーでトントンしてからやっと土俵に上がるという感じなのだ。

これが面倒くさかったのである。

でも頑張った。

頑張った甲斐があり、いい具合にインターホンを付けることができた。

試しに、住民ペンギンと試運転もしてみた。ちゃんと会話もできる。便利である。

そして長い間、放置していた「中の人、いるのに、不在だと思って、配達の人、二度手間」問題を反省した一文をしばらく掲げておこうと思っている。

配達の皆さま、ご近所の皆さま、友人・知人の皆さま、中にいたのに、結果的に居留守みたいになってしまってごめんなさい。

インターホンを設置しましたので改善されたと思っています。

第2ペンギンは言った。

第2ペンギン荘は松本市の温泉街、浅間温泉にある下宿を名乗りたいシェアハウスである。

リーズナブルな価格で長く住んでもらいたいため、基本的に修繕は第2ペンギンによるDIYである。

そのため、ズク(長野県で言う「元気」的な意味)が無い時の修繕は遅れがちだ。申し訳ない・・・第2ペンギンは体を小刻みに震わせながら謝った。

だってゆるくやってんだもん・・・とも小声で言った。いいわけである。

そんな社会不適合な第2ペンギンがやっているシェアハウスですが、街にも近くて山にも近い、温泉にも毎日入れるというメリットもございます。そしてリーズナブルに住むことができます。

第2ペンギンのことを優しい、生暖かい視線で見てあげられる人は「割と」快適ですよ!!・・・第2ペンギンは捨て台詞のように言い、そしてぴゅ~っと逃げた。

第2ペンギンはズクも無いし、コミュニケーション能力も低いのであった。

 

~お仲間の読み物の紹介~

「良かったら他のも見てみてね。」・・・と第2ペンギンは恥ずかしそうに言った。駄文だからである。

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