【浅間温泉の紹介】第2ペンギンは路面電車に思いを馳せる【@松本市】

◎松本電鉄浅間線

松本電鉄浅間線は1922年から1964年まで走っていた松本の路面電車である。

現在のJR松本駅前の広場から”やまびこ道路”を通って浅間温泉まで来ていた。

ルートにするとこんな感じである。

第2ペンギン荘は路面電車が通っていた場所からちょっと坂を上った所にあるので、電車が走っていたころは走る音が聞こえてきたものと思われる。

浅間温泉駅付近はこんなかんじ。

写真奥から手前に向かって路面電車が走ってきて、「止まれ」の看板あたりが終点「浅間温泉駅」である。

現在はちょっとした公園になっている。

逆方向から見るとこんな感じ。

写真の右側が旅館などが建ち並ぶエリア、左側が住宅が広がるエリアである。

浅間温泉は旅館が並ぶ旅人エリアと住宅が並ぶ暮らしのエリアが五分五分くらいというありそうで中々ない珍しい温泉街である。

第2ペンギンはかつて信州大学建築学科の学生の卒業論文を読んではじめて気が付いた。

思ってみれば確かにそうである。

そんなわけで路面電車も旅人のみならず住民も利用していたことがうかがえる。

ところが、自動車が増えてきたことで、道路が必要になったことから路面電車は廃止され、バス路線になってしまった。

今も残っていたら結構な観光資源になっただろうが、致し方ない。

現在はあまりその名残を見ることはできないが、浅間温泉に訪れた際はかつて走っていた路面電車に思いを馳せるのもいいかもしれない・・・。

と、第2ペンギンは思った。