松本市浅間温泉の元・置屋(芸妓さんが住んでいた下宿のこと)をシェアハウスにするために日々奮闘している。
今回は個室の障子を改修する。
花咲ペンギンである温泉ペンギンでも咲かせるのが困難な障子。これらは全面を張り替えることにしたのだ。
「意外と簡単です」とホームセンターが公開しているyoutubeチャンネルで言っていたからである。
やってみるとそれなりに時間がかかるものの本当に思っていたより簡単であった。
第2ペンギンも温泉ペンギンも子ペンギンだったころは障子は破る専門だった。オトナになったら張るほうになるのかと思っていたら障子はほとんど見かけなくなり、見かけても長年もつプラスチック製の障子紙になっていたりした。
張り終え、しわが寄ったところはスプレーをかけて乾かすとピンとなりきれいに仕上がる。
温泉ペンギンは大変満足して眺めていた。
その目の前で第2ペンギンが誤って障子に新しい穴をあけてしまった…。
「あっ!」
(お、怒られる・・・・・!!!)
温泉ペンギンと目が合った第2ペンギンはこれから起こることを想像し、うつむき、ぷるぷると小刻みに震えていた。
(更新:2022年7月9日)