◎お裁縫ペンギン
第2ペンギンはうまくはないがお裁縫ペンギンにもなる。
かつては「帆布かばん」にハマり100個くらい作ったこともあるし、「南木曽ねこ」(袖のない半纏・防寒着)にハマった時も何十着と作った。
そんなわけで第2ペンギンは業務用ミシンを持っているのである。
そこで第2ペンギンのカーテンを縫うことにした。
なんでも自分で作るのは楽しい。(下手でも)
◆布選び
そんなわけで布選び。
お買い得な布をうまい具合に見つけることができた。
それでも16mも買ったので結構な額だが・・・。
布って高いよねーとつくづく思う。
やっぱりたくさん使うなら卸みたいなところから買い付けるのが一番なのだろう。
かつて帆布カバンにハマっていた時は山陽地方の帆布屋さんに100mのロールで注文して買っていたのを第2ペンギンは思い出していた。
◆お裁縫
16mの布を買って帰り、さっそくお裁縫である。
場所は篶竹荘の居間にて。
16mの布はやはり取り扱いが難しい。。
そして、完成品も2mくらいの大きなカーテンを作るわけなので、それもそれで取り回しが難しい。
ただの大きな布を作るだけなのに・・・第2ペンギンは四苦八苦である。
◆取付け
そんな苦労もあって、第2ペンギンはうまく取り付けられたときは達成感に気絶しそうになった。
これだけ全面ガラス張りだと冷気もかなり入ってくる。
第2ペンギン荘は昭和30年代に建てられた元・置屋さん(芸者さんが暮らしていた下宿)である。
昔ながらの日本家屋の作りで寒いのだ。
せめて、カーテンを付けるなどのできる範囲で防寒対策をするのは重要なことである。
「そんなん分かってるなら、さっさとつけて欲しかった」・・・という意見もあろうが第2ペンギンは受け付けない。
基本的に第2ペンギン荘では住民主体・住民自治である。「下宿はみんなで快適にしていく」という考えの中に第2ペンギンも入っている。
全部が全部第2ペンギンがやってしまうと、リーズナブルな家賃設定ができなくなってしまう。
家賃は毎月かかるものだからなるべく安く住んでもらいたいと第2ペンギンは思っているのだ。
てな話は置いておいて、カーテンを広げるとこんな感じである。
安心感が違う!!
冬は防寒、夏は日よけに活躍してくれそうだ。
◎南極工房のタグ付き!
そんなカーテンには「南極工房」のタグが「それっぽく」取り付けてある。
縫い目はぐにゃぐにゃなのに、第2ペンギンはこういうところにはやたらこだわる性格なのだ。
第2ペンギンが作った家具(テーブル・こたつ・棚など)や照明器具(ペンダントライト)などにもこのタグが取り付けられている。
第2ペンギン荘のペンギンが住んでいるところ・・・ってことで「南極」工房である。
これを付けるとなんだか売ってる製品みたいでテンションが上がるし、売ってる製品みたいだからちょっと丁寧に作ろうという思いにもなる。
もし、第2ペンギン荘に訪れる際はそこら中の家具や布製品を見てみて欲しい。
きっと「っぽいね~!」と言いたくなること間違いなしである。