◎電気工事士の顔をもつ第2ペンギン
第2ペンギンは電気工事士(第2種)を持っている。
自分で電気工事ができるようになれば好きなところにコンセントを付けたりできるようになるからだ。
第2ペンギン荘も篶竹荘も趣のあるレトロな建物である。
第2ペンギン荘で築6~70年。篶竹荘は築7~80年である。
昔はそんなに家電も無かったから電気のインフラが非常に貧弱なのである。廊下も暗い。
ところが時は令和だ。LED照明が当たり前になり、電力使用量の多い白熱灯1個分で10箇所も照らすことができる。
廊下だって使いにくいのに暗くしておかなくてもいい。(もちろん節電はだいじです。)
だけれど、電気工事をお願いすると一ヶ所新しい照明をつけるのにも数万円てのがざらである。
第2ペンギン荘は固定費である家賃をなるべく安く抑え、余った生活費を余暇とか趣味とかに使ってほしいと思って運営しているので、ペンギンができる所はペンギンが自らDIYし、不要な経費を抑えているのである。(→経費が抑えられれば家賃も抑えられる)
そんなわけで第2ペンギンは電気工事士を取得したのである。
◎かんたんな電気工事です。
そんなわけで、最も殺伐とし、荘民に「近江屋みたい!」(坂本龍馬が暗殺された宿)と言わしめた殺伐空間部屋を、ナニチクショー!一番きれいな部屋にしてやるー!と始めた修繕工事。
いよいよ佳境で電気工事に取り掛かった。
部屋の照明の配線を使いやすく敷設し直し、オリジナルの照明を作るため、電材をホームセンターやインターネットでせっせと買い集めた。
照明のデザインコンセプトは「和モダン」である。
・・・とかいいつつ、本当はこの形の照明しか作ったことが無いのである。
わりと簡単に作れてオシャレなので、これまで数個作ってきて技術を磨いてきた第2ペンギン。
一つ目に完成した照明がこちら。
数個作っているだけあって、だんだんスマートに作れるようになってきた。
クリアのLED電球を一列に配し、オシャレな空間を演出した・・・(と第2ペンギンは思っているがいかがだろう?)
◎完成~♪
そして、この部屋は四畳半二間だから同じ照明を二つ作って設置したのがこちら↓
電球は片方が寝室・・・という想定なので、片方を40Wタイプ、片方を25WクラスのLED電球にした。
新しい襖(ふすま)とも相まっておしゃれな空間に様変わりした(・・・と第2ペンギンは思っているのだがいかがだろう?)
見てもらった東京ペンギンには「無印良品の部屋みたい!」と言わしめたほどである。
一部屋はシックなラグを敷いてソファを置いたら読書とかするのによさげな空間になりそうだ。床の間には余裕の表れである「ちょっと素敵なアート」なんかも飾っちゃったりする。
もう一部屋は寝室で、こっちは完全プライベート空間。厚めのマットレスを置いたり、床の間には棚を置いて衣類などを置く。机などを置いて、作業空間にしても良いかもしれない。
そんなわけで今回の「近江屋部屋修繕工事」はこれにて完成である。
これならさすがに入居希望者も気に入ってくれるはず!!と第2ペンギンは自信を見せた。
ただ、第2ペンギン荘はシェアハウスのポータルサイトにも登録してない超マイペースな下宿・シェアハウスである。
「そもそもこの部屋が目に留まってくれるのか??」と、第2ペンギンは思わないでもなかった。
奇跡的にもこちらのページにたどり着き、興味を持ちましたら、ぜひ「お問合せ」まで。第2ペンギンは祈った。