◎型枠工事→手練りコンクリート打設→今日のDIY
ペンギンたちは今日という日をそれなりに楽しみにしていた。
先日行った型枠工事を取り外す日だからだ。
床のコンクリート打設は深夜にまで及んでしまったため、途中で手抜きをしたことでちょっと失敗してしまった。
表面がぼそぼそになってしまったのである。
それを2匹のペンギンは反省して、基礎フーチングの打設はつるつるにすることを目標としていた。
朝イチから打設して午後はずっと「つるつるになーれ」と呪文を唱えながらコテでならし続けたのである。
結果がこちら↑↑↑
ものすごくつるつるに仕上げることができた。
昔、泥団子を作ったような達成感である。
今回の打設に当たっては面取りもちゃんと行っている。
第2ペンギンは初めての型枠工事だったので不安がっていたが結果オーライだ。
また、工房北面の型枠が取れたので、続けて東面のコンクリートを打設する。
今度はかなり少量なので残工事といった感じだ。
松本市浅間温泉は街全体が斜面にある温泉街である。
よって第2ペンギンも少し傾斜に建っている建物だ。
床を上げてフローリングや畳にしてしまえばさすがに平らにできる程度の斜面だが、土間となると如実に傾斜が現れてしまう。
でも、室内は平らにしないといけないから、端っこの部分にどうしても色んな段差が出てきちゃうのだ。
ということで工房の床の高さは全部で4種類ある。
まあ、土地柄なので仕方がない。
重ねて基礎の劣化した部分がこれ以上侵食されないようにモルタルを塗ってきれいにした。
こちらはお絵かきペンギンの功績である。
お絵かきペンギンはお絵かきするからか、塗装とか左官とか薄く延ばす作業がうまい。
第2ペンギンはおおざっぱであるが、大きなものをどかっと作るのがうまい。
適材適所というやつだ。
工房の工事もあとは塗装工事といったところまでたどり着いた。
本丸は土間の部屋化工事である。
本丸なので、一番技術の上がった最後にとってあるわけだが、数カ月に及ぶDIY工事で疲労は一番MAXのときにやることになる。
「気を抜かないようにやろう!」
2匹のペンギンは固く手(羽)を握り合った。