◎第2ペンギン荘2期修繕工事で酷使しすぎてメガネが壊れる!
第2ペンギン荘は長野県松本市の温泉街「浅間温泉」にある下宿を冠したシェアハウスです。
元々は置屋さん(芸者さんが住んでいた下宿)だった建物を修繕して2020年にオープンしました。
建物はカマドがあるくらいのレトロな建物ですので、修繕などのメンテナンスを継続的に行っています。
せっかく残った貴重な建物ですから大事に使いたいと思っているので、2019年秋から2020年夏の1期修繕工事の疲れが癒えた2021年正月明けから第2期修繕工事を行いました。
ぼろぼろのまま残った部屋の寸法を測り、図面を描き、修繕をして、計画を修正して・・・と1月から3月末まで続けていたのですが、なんとか体にガタが来ずにやってのけることができました!!
・・・と思っていたら酷使し続けたメガネにはすっかりガタが来ていたようで、あるときいきなり真っ二つに割れてしまいました。。
そんなわけで松本の奥地(というほどでもない)浅間温泉で結構頑張ったシェアハウス「第2ペンギン荘」の修繕工事。
全部で3カ所直したのですが、
土間の修繕の記事をまとめたものが
小屋の修繕の記事をまとめたものが
とありまして、残る工房の修繕の記録をまとめたものが無かったので、今回まとめることにしました。
ご興味ありましたらそれぞれの記事を読んでみてください。
◎「南極工房」の修繕工事まとめ
ちなみに、旧・腐った板の間を工房という名の倉庫にした本工事ですが、倉庫の名前を第2ペンギン荘のペンギンにちなんで「南極工房」と呼ぶことにしました。
工房というから何かを製作しなくちゃならないので、第2ペンギン荘やお仲間の篶竹荘などで使う家具を作るときにこの名前を名乗ろうと思っています。
→腐った板が張られた板の間をどうやって工房(倉庫)にしようか寸法を測り、計画を立てました。
→”腐った板の間”ということはこの部屋だけ異常に湿度が高いということです。そのため、地中に排水管と集水桝を設置することから始めました。その前段階の穴掘り。
→集水桝とストレーナー管(穴が空いて水を集めることができる管)を地中に埋設しました。
→粘土質だった土を砂利に置き換えて埋め戻しました。
→コンクリートの床にするためその下準備としての転圧です。
→地中からの冷気が入ってこないようにスタイロフォーム(断熱材)を敷き、コンクリートの割れを防ぐためにメッシュ鉄筋を設置しました。
→日付が変わるまで作業するもっとも大変な一日でした。
→ここからは南極工房を「きれい」にする作業になっていきます。
→はじめてつくった型枠に手練りのコンクリートを流し込みます。
→はじめてなのに型枠工事は大成功でした!
→ちょっとオシャレにしてみようと思い、南極工房の壁は濃紺色に。倉庫にするにはもったいない感じに。。
→南極工房の照明作り。倉庫としてではなく濃紺色壁の内装に合った照明デザインにしてみました。
→床面のコンクリート打設が失敗してしまったので、表面強化剤を塗りました。
・・・そして、たくさんある資材の端材やDIY用の工具を搬入しまして南極工房のDIY修繕工事は完了しました。
想定通り、オシャレなお部屋に似合わないくらいぐっちゃぐちゃの倉庫になってしまったので、こちらではその写真は載せないでおきます。
どうしても見てみたい方がいらっしゃいましたら、内覧の時などにお見せしたいと思っています。
・・・ということで第2ペンギン荘の第2期工事は無事工期内に終えることができました。
お部屋も増えましたのでこれまで定員5名としていたところが6名に増えました。
第2ペンギン荘では長野県や松本市に移住したい方たちをメインとしたシェアハウスです。
提供したいものは「ちょっと楽しい日常」。
ご興味ある方がいらっしゃいましたら、お問い合わせフォームより内覧のお申し込みをお願いします。
お待ちしております。